自主映画のコンペティション「PFFアワード2026」(第48回ぴあフィルムフェスティバル)の受賞結果が9月28日に発表され、グランプリは清家天監督(26歳・東京都出身)の『隣に』に決まった。同作は映画ファン賞(ぴあニスト賞)もあわせて受賞し、2冠となった。
今年の応募は834本で、史上2番目の多さ。入選した23本の監督の平均年齢は24.5歳だった。最終審査は天野千尋、奥山大史、河津太郎、福間美由紀、若葉竜也の5人が務めた。
『隣に』は、母親の死に立ち会った主人公と隣人とのやりとりで進む33分のブラックコメディ。10月14日に池袋のBOX in BOX THEATERで上映されるほか、10月26日に開幕する第39回東京国際映画祭でも特別上映される予定だ。
準グランプリは、17歳の高校生・中島きり監督(石川県出身・石川県立金沢泉丘高等学校)のクレイアニメーション『The Perfect Body』。Soaring Together賞(JAL賞)の藤井智也監督(東京都立工芸高等学校)も17歳で、10代の受賞者が2人並んだ。
受賞者の出身地
受賞者8人(グランプリと映画ファン賞は同一)の出身地は、東京都が5人、石川県、千葉県、中国が各1人。所属は高校生が2人、大学・大学院生が3人、会社員・フリーランス・フリーターがそれぞれ1人だった。
受賞一覧
- グランプリ:『隣に』(33分)清家天(26歳/東京都出身/フリーランス)
- 準グランプリ:『The Perfect Body』(30分)中島きり(17歳/石川県出身/石川県立金沢泉丘高等学校)
- 審査員特別賞:『輪郭』(29分)初見弘貴(34歳/東京都出身/会社員)
- 審査員特別賞:『そしてナイフを手にした』(12分)クワ(29歳/中国出身/東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻)
- 審査員特別賞:『わからなくていいよ!』(57分)芝田日菜(25歳/千葉県出身/東京藝術大学大学院 先端芸術表現科)
- エンタテインメント賞(ホリプロ賞):『薄情なゲーム』(63分)溝手連(22歳/東京都出身/日本大学 芸術学部)
- 映画ファン賞(ぴあニスト賞):『隣に』(33分)清家天
- Soaring Together賞(JAL賞):『ペルソナと俺』(23分)藤井智也(17歳/東京都出身/東京都立工芸高等学校 グラフィックアーツ科)
- 観客賞:『ジョージのハッピーロマンス』(53分)市川雄大(24歳/東京都出身/フリーター)